ものづくり・理科教育支援

- Learning through Engineering & Science Partnership -

浜松市内の小中学校・高校等への少人数グループで赴き、児童・生徒に対しロボット教材を用いたものづくり、プログラミングの指導および理科教育支援を行う。

派遣前には教材製作を含めた事前学習と準備を、派遣後には成果報告会を行う。これは、「工学基礎実習(1年前期)」、「創造教育実習(1年後期)」などで培った知識・能力を児童・生徒に教えることを通じてさらに自らの知識・能力深め、社会性を養う。

また、児童・生徒にものづくりのおもしろさを体験させ、理科科目への興味を促す。

時期・期間、支援内容は、受け入れ先学校との話し合いによって決定する。

浜松市立飯田小学校

ロボットクラブへの「Lego組立て・プログラミング」実習

実施期間

内容

5月~10月、木曜日[6回]

指定した木曜午後、少人数のチームで飯田小学校へ出向き、小学校教員1~2名とともにロボットクラブ児童(約15名)へLegoマインドストームNXTの組立て・プログラミング等の指導を行う。


二足歩行ロボット

デモで使用するロボットたち

音楽を鳴らしながら動くロボット


センサを使用し赤いボールだけを打つことができるロボット

1回目(6月7日[木]14:30-15:30):ロボットのお話と部品確認と組立て準備(予定)

最初にロボットとは何かのお話をして、次に、ロボットの組立てのための部品の確認、準備や簡単な組み立て作業行う。

2回目(6月14日[木]14:30-15:30):ロボットの組立てと試運転(予定)

仕分けされた部品を使って、LegoマインドストームNXTの基本ロボットを組み立てる。

次に、LegoマインドストームNXTの本体のボタン操作によるロボットの動作確認(試運転)を行う。

3回目(6月21日[木]14:30-15:30):プログラムを作ってみる(予定)

パソコン上でLegoマインドストームNXTの基本動作プログラム等を作成し、前回組立てた

基本ロボットとパソコンを接続し、作成したプログラムをロボットの動きで確認する。

4回目(10月4日[木]14:30-15:30):ロボットをかしこくする -センサを取り付けてみる-(予定)

基本ロボットにセンサ(超音波センサなど)を取り付けてみて、センサを使うプログラム作りを学び、

動作確認を行い、ロボットをかしこくする。

5回目(10月11日[木]14:30-15:30):ロボットをかしこくする2 -センサを使ってコース走行-(予定)

今回は光センサをロボットに取り付けて前方の障害物を見分けて、ロボットが止まったり

動いたりするようにする

6回目(10月18日木]14:30-15:30):ロボットによるコース走破に挑戦!(予定)

今回は、超音波センサを使ってみる。光センサで黒い線を沿うように走らせるライントレーサーを作る。

色々なコースやプログラムに調整してロボットで遊ぶ。

静岡県立浜松南高等学校

理数科1年生への教育用ロボットBoe-Bot によるプログラミング実習

実施期間

内容

9月~12月、土曜日[7回]

指定した土曜午前、少人数のメンバーで浜松南高校へ出向き、高校教員1~2名とともに理数科1年生(約40名)へ教育用ロボットBoe-Botの組立て・回路製作・プログラミング等の指導を行う。

1回目(9月第2週頃[土]11:00-12:00):ロボットとプログラムについて(含Boe-Bot動作確認)

ロボットや電子回路やプログラミングについての説明を受けた後、プログラムの基礎を学んでロボットを動かしてみる。

2回目(9月第3週頃[土]11:00-12:00):プログラムを使ってLEDを点灯させよう

ロボットからプログラムでLED光らせるデジタル出力を学び。さらに、プログラムを繰り返すことによって

いろいろな点灯パターンでLEDを光らせ、繰り返しプログラムの学習を行い、プログラム技法の基礎を学ぶ。

3回目(9月第4週頃[土]11:00-12:00):プログラムを使ってロボットの動きを制御しよう

前回のLEDに続いて、サーボモータを動かしてロボットに前進・後退をさせる、色々な出力プログラムの実習を行い

デジタル出力の概念とプログラムを学習する。

4回目(10月第1週頃[土]11:00-12:00):スイッチでロボットの動きを制御しよう!

これまで学習したデジタル入力とデジタル出力を合わせて、スイッチを使用してそれに反応するロボットの

動作をさせることによりデジタル入出力の概念とプログラムを学習する。

5回目(11月第4週頃[土]11:00-12:00):身近にある光センサを使ってロボットに複雑な動作をさせよう

身近にあるセンサを学んで、その一つである光センサを使用して、暗くなると自動で点灯する街灯を作ったり

二つのセンサを組み合わせたプログラミングを学んで複雑な動作をロボットにさせる。

6回目(12月第1週頃[土]11:00-12:00):赤外線センサを使って実際のロボットのような動きをさせよう

赤外線センサと赤外線受光器を用いたロボットによる机から落ちないように動き回る動作などに挑戦する。

7回目(12月第2週頃[土]11:00-12:00):超音波センサを使って距離に応じた動きをさせよう

超音波センサを使った障害物検知や距離測定などの応用を学習する。

過去の実施状況

平成19年度の実施は → こちらを参照

平成20年度の実施は → こちらを参照

平成21年度の実施は → こちらを参照

平成22年度の実施は → こちらを参照

平成23年度の実施は → こちらを参照

平成24年度の実施は → こちらを参照

平成25年度の実施は → こちらを参照

平成26年度の実施は → こちらを参照

平成27年度の実施は → こちらを参照

平成28年度の実績は → こちらを参照