モータ制御回路の作製(DC3実習)

本実習について

論理 IC を用いたモータの制御を行い、基本的なモータの制御方法および注意点を学ぶ。 また、テスタを用いて、適切な電圧が出力されているかを確認しながら回路を作製することで、安全確認を意識したものづくりを実践する。 

本実習では、発振回路を用いてクロックを発生し、適切なタイミングで、モータを順転、 逆転、停止させるモータ制御回路を作製を目的とする。まず、モータを論理 IC を用いて制御する。 次に、カウンタをつなぎ、適切なタイミングでモータを制御する。 

問題が生じたときに、どこに問題があるのかを見つけることもエンジニアとし重要なスキルである。しかしながら、自分の力だけでは解決できないこともまだある。そして、解決方法を教えてもらうために、自分のわからないことを、的確に人に伝えることも、重要なスキルである。まずは、自分で解決を試み、わからない場合は班員に相談しても構わない。それでも解決できない場合は、教職員あるいはTAに聞いてもらって構わない。ただし、自分の回路を他の人に作ってもらうことは禁止する。

持ち物について

テキスト、筆記用具、配布パーツ、電池ボックス、電池スナップ、単三乾電池×3

課題の提出と回路の確認について

回路が完成し、課題プリントのすべての設問をフォームに解答したら、個人単位で確認しますので、教職員あるいはTAを呼ぶこと。


課題プリントのブレッドボード電源基板のスイッチを入れ、発振回路によるモータ制御が正しく動作することを示すこと。

テキストの実装図

図3.6 モータ制御回路1 実装図(24ページ)

図3.10 モータ制御回路2 実装図(押しボタン式)(29ページ)